私は医療関係者では無く、患者と言う立場から「電子カルテ」ってどうなの?と書かさせてもらいたいと思います。
これはあくまでも個人的な意見や見解ですので、よろしくお願いします。
まず、私は定期的に病院に通院してます。かかりつけの大きな病院は、電子カルテが導入されています。
患者の私でも、わかりやすい画面で診察時に画面を見ながら診察されます。
ここの病院では、レントゲンやCT等の画像の検査データーは全て電子カルテに取り込まれていて、フィルムと言うものでは無く、全てがモニターに映し出されます。
血液検査のデーターも電子カルテに取り込まれているので過去との比較も簡単に出来ます。
入院時は、PDAを通して看護師さんが検温等のデーターや薬の受け渡し、点滴等の情報をリアルタイムに見れて、患者として非常に安心出来ると思います。
しかし、このデーターは「院内」に限られていて、他の場所では見れないようです。
患者としては、こんな便利なシステムなのに、なぜ共有化されていないのかな?と疑問に思います。
色々なメーカーの電子カルテが最近増えて来て、データーの統一性が図れない所に問題があると思います。
国の方で、積極的に電子カルテを推奨してベースの部分を国で一元管理すれば、いいと思うんです。
このシステムを、各医療機関等をネットワークで結んで「一元管理」すれば、町の個人病院(開業医)とのデーターを共有。他の病院で出されている薬とかぶらない様な処方箋を出したり、既往症等を確認。適切な処置が可能になると思うんです。
このシステムを導入するには、やはり一人一人に番号を付けなくてはいけなくなると思います。
これは、現行「年金番号」等で既に番号を振られていると思いますが、未成年を含め生まれてから死ぬまで、同一の番号で管理するのが一番だと思います。
隣の国、韓国は既にそのような事をやっているようで、病院に行く際は「保険証」が無くても、IDカードで足りるようです。
病院に行く→診察時に患者のIDを入力して医師が情報を読み出す。
簡単なシステムだと思います。
しかし、これにはセキュリティーの管理が一番大切な事だと思います。
患者本人に同意を受けて患者が自分でID等を入力する。病院の端末にはデーターを残さない様に、シンクライアント方式する。データーへのアクセスはセキュアな回線を使う。
まぁ、他には色々ありますが、まずは国民が納得できる仕組みを作れる政府が必要だと思う。
少なからず、今の政府では駄目でしょう。
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